カブ(C50)カスタム製作

キャッツファクトリーにはお客様のお預かり車両カスタム期間の代車がありましたが売れてしまったため急遽代車が必要になりました。車種選定でカブだけは手を出さないようにしていましたがカブを購入。カスタムで一番難しいカブですがキャッツファクトリーのイメージでカスタムしていこうと思います。

 


2021/03/16

ベースマシンは リトルカブ49cc カブは究極デザインなので下手にいじくるとバランスが崩れてしまいます。メインオリジナルデザインはなるべく残して仕上げていきます。「天気の娘」ピンクの一見ノーマル 中身はオオカミ仕様が目標です。

重いイメージのあるフレームですが単体だと凄く軽いのにはびっくり!鉄板プレスFフォークもノーマルですが作りの良さにまたまたびっくり!HONDAさん 凄すぎます!ただし電装やハーネス こまごまとした作りはカスタム屋泣かせ、、、今日はここまで!


2021/03/24

外装のオールペン開始です。まだどうなるかわかりませんが とりあえず前後ディスク化するため(予定)トルクロッドステーなど溶接し塗装します。カブは細々と部品点数が多いので大変です。ついでにピンクモンキーのタンクも塗装しちゃいます。


2021/03/26

ピンクになっちゃった!!

もうピンクがキャッツのイメージカラーになりました。

搭載エンジンはリーファン シルバースターに決定!125cc・・????まっ いいか!

4速クラッチ付きに仕上げます。

外見はカブのイメージを大事に仕上げます。

フルOHしています。この小さなフライホイールは何を意味してるか? わかる人には わ か る!!


2021/03/31

我慢できず突貫でドタバタと組み上げてみました。前後ホイールは全体のバランスを見るための仮付けです。ピンクカブはノーマルスタイルを維持したままカスタムすることに専念しています。

私的にカブのノーマルナセルのデザインが大好きなのでバーハンドル仕様にはしません。リアフェンダーもカットしません。一見ノーマルだけどよく見るとすべてさわっているようなカスタムが理想です。詳細はまた少しずつお伝えします。

さり気なく一見ノーマル風ですがハンドルはワンオフで22パイのパイプをノーマル形状で作り直しています(表から見えないのが残念)。クラッチホルダーをつけるためです。スイッチ類もあえてノーマルチックなものをチョイス。グリップとミラーはやりすぎかな?


2021/04/03

少しずつ、、、少しずつ、、やばくなってきました。

腰上はノーマルカブ 腰下はレーシング仕様

でも面白いからとことんやっちゃいます!

お約束のレッグシールドカット 上部は残します。エンジン整備しやすいからね。

便利なベトナムキャリア うれしいフック付き

30パイPWKキャブレター(パワージェット付き) スロットルケーブルは苦労しました。

でも考えてみたら燃費リッター20キロとしてGSタンクが約2リッター、、、、、、、、まさに局地戦闘機だな

250ccのバイクの皆さん 後ろからピンクのカブが来たらご用心です。


2021/04/09

あと少しで完成です。エンジンをかけてみましたが、、、、やり過ぎでした。

恐ろしい吹きあがりに乗る気が失せるほどの恐怖心を感じます。(誰が乗るのって感じです)

 

腰下はレーシーに!ってことで お約束のオイルクーラー

 

ピンクのヘッドライトをみつけ即買い!ここまでしたらとことんピンクにこだわります。


ここまで製作しましたが やはりこのエンジンでは危険(笑)ですからリーファンの125ccセル付き新品エンジンに交換致します。もちろんOHしてから搭載。チャイニーズエンジンの特性や欠点は知り尽くしています。

当然燃費もいいし、、 それでもパワーは充分です。

 


2021/04/10

さぁ~~足回りのドレスアップ開始です。

前後ハブ・ブレーキ関係を全バラし塗装と新品パーツで組み上げます。ノーマルの鉄リムは新品アルミのリムに交換します。

当然タイヤは前後ワンサイズアップのハイグリップタイヤに変更。


2021/04/12

新品スポークとアルミリムを組み合わせました。ブラックアルミリムはタイヤを太く引き締まって見せるため迫力が出ます。

ピンクのかわいいカブなのに、ただならぬオーラが漂っています。にしてもアルミリムはスポーティーで綺麗ですね。

 

前輪も間もなく完成です。


2021/04/14

リーファンの新品エンジンが到着。OHして搭載します。このエンジンは必ず交換しないといけないパーツがあります。ゴム系パーツです。オイルシールはすべて交換します。あとカムチェーンテンショナープッシュロッドゴムも交換です。普通はこれで何とか走ってくれますがキャッツは全バラします。以前新品エンジンのクランクケース内にエンジンとは関係のない10ミリワッシャ(直径3センチ厚み2ミリ)が入っていたことがあります。知らずに走っていたらミッションに噛んでフルロックを喰らうところでした。ほんと怖い話です。中国エンジンアルアル。


2021/-4/17

エンジンが組み終わり車体の搭載しました。新品エンジンは手が汚れなくて気持ちよく作業ができます。

前回のエンジンはやりすぎでしたが このエンジンがカブにはベストチョイスなのかもしれません。

 

キャブレターはPC24にパワーフィルター装着。キャッツオリジナルカーボンレインカバーをワンオフで装備。

ステップホルダーもワンオフ。贅沢にゴールドチェーンを奢ります。

いや~~ここまでやると フルレストアカスタムというより新車です。完璧です!

電装も完璧に引き直しました。セル付きはエンジン始動が楽です。このエンジンはセル付き遠心クラッチのリターン4速です。したがってクラッチレバーは無くなっちゃいました。マフラーはノーマル外見のカスタムマフラーです。

クラッチワイヤーの通るナセル穴は純正風グロメットで塞ぎます。

あとは前輪タイヤ待ち。エンジンはフラッシングエンジンオイルで30分アイドリング洗浄して抜き替えます。

アイドリングの音は250cc単気筒とほぼ同等 バイクを見なければカブとは誰も思いません。

試乗が楽しみです。


お嫁入です。

ピンクカブ専用のスペシャルガレージでシンデレラしています。

ご来店いただき製作途中のピンクカブをご予約いただきました。その時点からピンクカブ専用のガレージを新築 この度やっと完成とのことでお嫁入りしました。ガレーjは和洋折衷で西洋文化が入ってきた明治時代の御殿のようでオーナーの素晴らしいセンスがうかがえます。

ピンクカブの執事でいいから私もついていきたい、、、

羨ましすぎる~~~