2023/01/20

新型DAX125に クルクルハンドル加工取り付けです。

トップブリッジは基本モンキー(グロム・DAX125と流用)と同じなので簡単です。

ハンドルバーは5センチ延長加工済み


Monkey125 JB02・JB03 Dax125 クルクルハンドルカスタム(保存版)

今回はせっかくなのでモンキー125をクルクルハンドルにする作業をお伝えします。


当たり前のことですがノーマルハンドルを外します。今回はステアリングダンパーも装着しますのでその作業も掲載します。

ツリートップを外しステムナットを取り出します。

※ステアリングダンパーを装着しない場合は必要ありません。

ステムナットの傘を旋盤で4ミリ落とします

※ステアリングダンパーを装着しない場合は必要ありません。

グラインダーなどでも削れますがやはり綺麗に仕上げるには旋盤です。

※ステアリングダンパーを装着しない場合は必要ありません。

ネックにステアリングダンパーステー(キャッツオリジナル)を取り付け4ミリ削ったステムナットを締め付けます。

ステアリングダンパーは後の作業なのでここでツリートップを戻します。

※ステアリングダンパーを装着しない場合は必要ありません。

クルクルハンドルポストの加工に移ります。ノーマル(モンキー125)はポスト取り付けシャフトの幅が80ミリ 旧モンキー用ポストが100ミリです。なので旧モンキーポストに80ミリ幅で8ミリのネジ穴を作ります。

フライスにセットして元穴を開け その後6.7ミリ穴を開けます。ポストに穴を開ける作業ですが底面に対し直角に穴を開ける必要があります。ポストは歪な形なのでフライスでないと作業は困難です。

80ミリ幅に8ミリタップをかけ底面は完成です。

モンキー125のツリートップに合わせるとステムセンターナットと干渉するのでフライスでナットの逃げを作ります。

これでクルクルハンドルのポスト加工は終了です。明日はポスト取り付けに必要なカラー(ジュラルミン削り出し)を製作します。

 

※モンキー125にクルクルハンドル取り付けは車両持ち込みのみの作業です。単体でのパーツ販売はしていません。

ジュラルミン丸棒からカラーを削り出します。

ハンドルホルダー取り付け用ブッシュに差し込むカラーです。

強度を求めてアルミ合金A2024超ジュラルミンを使用します。

軽さはアルミ強度は鋼鉄に匹敵します。

上下セットで2個分です。

ノーマルゴムブッシュを使用しカラーをはめ込みます。

アルミカラー(別型)だけでも装着は可能ですが振動対策を考えゴムブッシュを使用します。

ゴムブッシュを上下に挟み下から8ミリボルトでハンドルホルダーを固定します。

ハンドル製作です。旧モンキー用ハンドルを使用しますがハンドル幅は狭いため延長溶接加工します。

モンキー125ノーマルハンドルから左右5センチカットします。ノーマルを使えば防振対策とグリップエンドが使えます。

(ノーマルには防振対策でおもりが溶接しています)

ストレート治具を使いTigで溶接です。

ハンドルを付けハンドルホルダーブレス・スイッチ・グリップ・バーエンドなど装着していきます。

モンキー125にクルクルハンドルが付きました。やっぱりモンキー125・DAX125はこれですね。

気になる価格ですが ワンオフセット価格で45000円(税別)です。

内容は ハンドルホルダー(アルミ削り出し・加工済み)・クルクルハンドル(延長加工・スイッチ穴あけ加工)・ハンドルブレス(クリッピングポイント製)・アルミ削り出しカラー・取り付けボルト・バーエンド(社外もしくは純正)

キット化販売はおこなっていません。基本はご来店のみの販売になります。